今年も特別な日 2010年

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ただいまお正月休み中 2010

 
 ただいまお正月休み中
 本年一発目から、凄いアピール度です。春風お姉ちゃん。書初め、初春風、姫はじ……初めて尽くしです。

 ただいまお正月休み中2
 裾を上げて凧揚げ(誰か妹の持ってあげてるのかしら)の星花と――空飛ぶ夕凪さん。この凧はヒカルが引っ張っても無理でしょ……流石魔法使い(?)。それとも、象のフレディが……

 ただいまお正月休み中3
 さくらの誕生日! ケーキを作るのは氷柱と吹雪。料理は科学とばかりに頑張ってくれそうな吹雪に、デコレーション(マジパンかしら)の氷柱。良いコンビかもしれません。そして味見に現れた夕凪さん……吹雪の表情がこの後の惨劇を物語っているような気がしてなりません。

 ただいまお正月休み中4
 お雑煮かしら。並んで食べる立夏とマリー。特に立夏の幸せそうな顔。真璃は確かお餅が好きだったような。しかし立夏。髪の毛同様、なんとなく太くなっちゃわないよう、気をつけないと……ねえ。

 ただいまお正月休み中5
 ヒカルもまた凄いアピー……いえ、この子はそんな感じじゃないでしょうね。しかし、タオルはかけるだけ、ポニーテールにして「こっちこいよ」と言わんばかり。海晴姉さんのいってた、裏山の温泉でしょうか。一汗かいたら温泉ということで、二人きりにはならないと思いますが。

 ただいまお正月休み中6
 蛍と霙姉さん。お正月ですから、基本とはいえ、やはり良いものですね、巫女さん。そしてこういうときに、ちょっと色っぽい霙姉さん。袴の色は蛍の判断か、彼女の注文か。

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もう、おしまい。

 
 麗に引き続き、インフルに倒れた氷柱でしたが、意外にも回復は早かったようで、既に隔離部屋から脱出したようです。

隔離生活も――
これでおしまい。

ようやく――
日常に戻ってきたわ。

 元気そうな姿を見せてくれる、氷柱です。
 せっかく元気になったというのに、何故かテンション低めです。いえ、低いというか、落ち込んでいるというか、けしていい雰囲気ではありません。「もうすっかり 忘れたわ。」なんて……なにか、そんなことをしなければならない"失態"があったとでもいうのでしょうか。この「あそこで あった出来事は――」というところ。これは気になります。どうして、氷柱と麗と三人、もしくは氷柱との二人きりのときに、なにかがあったということです。あの、プライド高めの氷柱ですから、やはり、"失態"でしょうけど……

下僕とあんな――

……

まさか、この私が――

……

 やはり、なんかやっちゃったみたいです、この子。彼と二人ですることかしら。彼女が一方的に――例えばすがりたくなる、とか――なにかしたのであれば、「下僕にあんな――」になるでしょうし、何か一緒にやってしまったのでしょう。
 「病気の時は 誰だって 少しは心細くなるものだし。」なんてことから、そりゃあ、今になって頭を抱えたくなるような、恥ずかしい、そりゃ恥ずかしいことを。元々、というか、氷柱はお兄ちゃんが欲しかった子らしいですし、「あんな夢を見たからって」というからには、きっと怖い夢、悪夢にうなされたのでしょう。それで、ハッと目を覚まし――みたいな。ただ、この時の彼は、一番熱が高かったときのようで、意識は朦朧としていたのでしょう。となると、一緒に何かをするのは難しそうで。
 ここで、氷柱が妹らしく可愛く甘えちゃったりすると、もうニヤニヤしちゃうのですけど、(氷柱の心細さ+怖い夢)+彼が一番の高熱=ということで、もう泣いちゃうほど彼のことを心配してしまったとか、そんなのでも可愛いなあというか。
 彼が熱の高かった時期というのは、火曜日付近だと思うのですが、そうすると、麗も一緒にいたわけで、もしそうなら、彼だけに口止めしても無駄ということに。仮に、彼に記憶がなかったとしても、麗が知っちゃったりした場合、氷柱より一足早く、日常に戻っているのですから、蛍か春風さん辺りに、根掘り葉掘り聞かれてたり――そうなると、この土日、氷柱にとっては、非常に辛いものに、なったりならなかったり……


処分してやるから。

 最後に念を押すように、こんなことを言っていますが、隔離中の彼にはコレを読むことは出来ず、他の家族の目に触れている訳で、そうなると、やはり――氷柱の自爆癖というのは、もう治りそうにないですね。
 そして、戻ってきた彼がこの日記を見たとき、「ねえ、これなんのこと?」なんて、素で聞いちゃった場合、もう一度氷柱は恥ずかしいことを思い出さなくちゃいけなくて――きっと、来週にこの顛末が語られることはないでしょうけど、もしそんなことがあるのなら、と思うと楽しみでなりません。
 

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戻ってきた!

 
ようやく――

ようやく――

戻ってきましたね♥

 この下りに、いかにみんなが麗のことを心配していたかが分かります。トゥルー家のお母さん役でもある蛍にとって、それは一際強く感じられ、また代表して言いたい気持ちが強いのでしょう。
 しかし、そんなですが、少し雰囲気が違うようで……?

少し隔離期間が
長かったような――

 蛍自身がいうように、少し計算が違うようですが、彼女なりに、ある程度目星がついているようで「うふふふふふっ♥」なんて微笑が。

何か考えがあってのこと
でしょうから――なんて♥

 この前置きの「再感染の心配は ないわけですし♥」なんて。しかも麗の行動を見て「うふふふふふふふ――♥」なんて! この日記は彼に向けて書かれているわけですが、どうにも麗を追い込むような、いや、麗と彼の二人を追い込むようなこの畳み掛け方。

なんだか、隔離部屋に
未練ありあり――って
思ったのは蛍の気のせいでしょうか?

 分かってて聞いているようにすら、聞こえます。そして最後の「何があったのか―― とーっても気になります♥」なんてのも! 本当にある程度予想が付いてて言っているように聞こえちゃいます。ただ、「お兄ちゃんが戻ってきたら、早く聞いてみなくっちゃ!」というのを、本当にそうなのか、彼の口から直接吐かせる気なのか――蛍の性格から、前者のような気がするので、きっと畳み掛けるように聞こえたのは、こちらの思い違いでしょう。
 水曜の日記で、体調の戻った麗が、普段と違って彼と仲良くしていたようにも思えますし、蛍が見た彼女の様子からして、蛍の好奇心をくすぐる事態であったことは間違いないようです。しかし、あの麗が……とも思いますが、熱の出始めのときから、様子が変でしたし、それを引き摺っていたのか、若しくは病気中に彼を見直すようなことがあったのか……真相は闇の中っぽいです。私たちに対しては。
 虹子ですら、中の雰囲気が違うことに気付いていますし――虹子だから、という可能性もありますが。それなら、ませたマリーや、立夏に春風さん辺りも気付いていそうです――、彼に聞かずとも、既に麗は質問攻めにあっているのかも。彼女は、逆に硬く口を噤んでしまいそうですし、やはりここは、彼の復帰を待たなければならないのでしょうか。


ああ、蛍、心配です!!

2人ケンカしていないと
いいけれど――

 そうでした。麗が抜けたということは、氷柱と二人きり。麗ほどではないにしろ、氷柱も何かと彼につっかかっているのは、蛍も承知しているようで。
 こうなると、蛍としては"普通に仲良くなった"麗とのことが気になるみたいですね。しかし、あの麗と仲よくしていた――虹子が駄々を捏ねるほど――のですから、そういう意味でなく仲良くしていた様子が気になるのも、仕方ないかもしれませんね。なにせ、蛍のお兄ちゃんですから。
 

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昨日から

昨日から――

なんか少し。

喉が痛いかも。

 冒頭から不穏な発言をする、今日の当番、です。
 以前の日記でも言っていたように、人の集まる場所では感染する率は高いでしょうし、他の子たちと違って電車通学であれば、当然麗にもその可能性があるわけで。これで、彼女が電車で拾ってくるような事があれば、二重に不幸というか……
 以前から誰かが某新型にかかりそうな雰囲気ではありましたが、実際には平穏でした。しかし、ここへきて麗が……まだ、普通の風邪かもしれませんし、空気が乾燥していて、それで喉が痛くなっただけかも。どちらにせよ、気をつけるに越したことは無く「日記は もうこれで やめとく。」といわれても、頷かざるを得ません。


だれがなんて
言ったって――
絶対に行くんだから。

 彼女がここまで言うのですから、やはり鉄道関係のイベントでもあるのかと思われますが。普段は不憫に思うことがあっても、体調不良、ましてや病気となればそうとも言っていられず、場合によっては彼も止めに入らなければならなくなるのですが――

おでこだって
熱くないでしょ?

ほら――

 この「ほら――」では、絶対に彼の手を取って、自分のお凸に当ててますよね? 両手か片手か、彼の手を掴んで、切り揃えられた前髪を分けて、お凸にピタ。
 この後の間に、色々と考えさせられますが。例えば、麗が意外にも彼の手が冷たく感じてるとか、彼が麗のお凸を熱く思ってしまっているとか、他の理由で二人の時間がぴったり止まってしまっているとか――何というか、家族っぽいですよね。歳も離れている分。これで、もう少し歳が近いと、また違った空気になるかもしれませんが。
 これも、麗に熱があって、ガードが緩んでいるのか、納得させるのに必死で、思わずやってしまったのかで話も違ってきますが、個人的に前者であってくれたほうが嬉しいような……いや、それだと麗がお出かけ出来なくなるわけで……うーん。


きっと――

ただの噂よ――

 念を押すように否定する辺り、もう展開は決まっているかのような空気を漂わせちゃうのですが。こればっかりは、彼でもフラグをへし折るのが難しそう。
 昨日の虹子の日記。麗が本を読んでくれたそうですが、当日というわけでもなく、幾らか前でしょうから、家族に広まっているということも、なさそうです……

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クリスマスの悩み

 
 月曜日に話題に上ったばかりですが、やはり師走ともなれば、この話題で持ちきりなのは仕方ないのかもしれません。女の子ばかりですし、小さな子も多いですから。そんな水曜日、蛍の出番です。

みんなの中になんとなく――
笑顔が増えて、
家の中のあちこちに
その笑顔がこぼれています。

 普段も只でさえ賑やかなトゥルー家ですが、そこへ更に笑顔が加わることで、一層華やかさが増すようです。蛍の言うには、小さな子は既に待ちきれないようで「3週間もあるっていうのに!」なんて言われてしまうほど。それでも、どことなく嬉しさが溢れているというか、お母さん的というか。
 月曜の日記によると、既にクリスマスモードであり、飾りつけの類もバッチリな様。この辺りは立夏が率先しながらも、結局は氷柱が音頭をとってやっていそうです。こちらに手を貸さなかった面子は、台所組なのかもしれません。その台所組の筆頭といえば――


今年のクリスマスのメニューも
ホタはとーっても心配。

 蛍の心配は尽きないようで、こちらがメインのようです。サイドメニューもばっちり準備、そしてやっぱり気になるのがメインをどうするか、だそうです。
 サイドメニューも、さらっと流していますが、20人分(あさひさんは別として)作らなければならなくて、量だけでもうんざりしちゃうほど。春風さんに、小雨や星花、他にも手伝ってくれる子はいるでしょうけど、大変なことには変わりないはず。改めて、ホタの偉大さが分かるというか、なんというか。
 それらを超える悩みの種、メインディッシュ。鳥、豚、牛のどれにしようかしら(付け合せの芋類の手間も考えないと)、というホタ。ばっちりオーブンが備えてあるでしょうけれど、今年はダッチオーブンも手に入れたようで、そちらが活躍することはないでしょうか? どちらで作ったほうが美味しいのか、私は残念ながら分かりませんが。

あの、ホタってこういうの1度悩み出すと
なかなか決められなくて――

 ホタ個人の気質もあるらしいのですが、材料の買出しも必要ですし、量のことを考えても、決断し難いのは当然だと思います。それを含めても、ホタが彼是と考えて悩んでしまう姿というのは、可愛いと思うし、きっと彼も妹であり年頃の女の子っぽいなあ、と思ってるんじゃないでしょうか。


お兄ちゃんの好きなように、
ホタにズバッと――
決めてやってください♥♥♥

 ほら、やっぱり可愛い。「お兄ちゃん――お願い!」というのも、手を合わせてペコリと頭を下げているのか、ぎゅーっと抱きついているのか(小説では、嬉しさの余りに抱きついていますが)、ハートマークでないところから、違うかもしれませんし、一つ前で付いているので、もっと可愛らしい仕草で頼んでいるのかもしれません。絵がない分、想像する余地があって良いですね。
 しかし、本当に頼られていますね、彼は。バシッと決めちゃうのも良いですが、本などを見ながら、ホタと一緒に考えるのも良いかもしれませんね。
 

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汗かいた!

 
 冬の寒さも本格的に(去年より寒い)なってきた今日この頃、真っ向から逆を行くようなタイトルのヒカルです。
 確かに、今日は昨日までと違い、いくらか気温は高かったのですが。

うっかりコートを着て
マフラーまでして
でかけちゃって、
もうすっかり――
汗をかいた!

 うっかり、です。確かに日中は暖かくとも、登校時はいくらか肌寒いわけで、決して間違っている訳ではなさそうですが、確かにコートは、うっかりかも。でも、なんだか嬉しそうですね、ヒカル。ワハハハ! と笑いながら語りかけてくる様子が目に浮かびます。
 そもそも、ヒカルは余り寒いのは気にしないというか、寒い時こそ身体を動かすぞ! というタイプな気がするので、防寒着を――というのは、どうしたのかしらと思っていると……

まったく――
心配性の春風にも
困るよな?

 春風さんでした。どうやってヒカルを説得(?)したのかと思えば「夕方になって 急に寒くなったら困るから」とのことで、このぐらいで説得されたのかしら、と思いきや「言ってきかないんだから。」だそうで。いかにも春風さんらしいというか。きっと、玄関辺りまでコートとマフラー片手に付き添って、着てかなくちゃ駄目! とばかりに食い下がったのか、こういうとき、ヒカルは押しに弱い――特に春風さんの――のか。どちらも、という気もしますが。
 どうやら、”被害者”は彼女だけではなく、彼も同じだったようです。
 こういう心配はお母さん的で、同じくトゥルー家の”お母さん”である蛍は、どうしてたのかと思いますが、このときは小さい子組の相手をしていたかもしれませんし、彼女としては、今日は大丈夫と思って何も言わなかった――その辺が、春風さんの思い込みというか――のか。後者であれば、春風さんと蛍の間に、大きな違いがあるというか、お母さん的ポジションは蛍であって、春風さんは小さい子組との絡みからみても”お姉さん”なのかも? と思いました。


冬が来るといつも、キッチンに
いろんなものを買い込んで――
幸せそうにしてるよ。

 春風さんは、冬が好きだそうで。ヒカルもいうように、昨日のシチューでスイッチが入ってしまったのかもしれません。麗は「春風が吹いてる」なんて茶化してましたけど、春よりは冬、家族がそろって温まれる冬が好きなのかも。若しかすると、霙姉が待ち望んでいた炬燵も、こっそり援護射撃してたり……(食材を買い込んだりする辺りに、キッチンが彼女の城なのかもしれませんが)。それともう一つ、焼き芋用のサツマイモを前に踊る春風さん。蛍がダッチオーブンを手に入れて喜んでいましたが、これで焼き芋を作れるわ! とばかりに、春風さんも喜んでいたのかもしれませんね。


あれじゃあとても――
海晴姉の跡を継ぐのは
無理かもしれないな?

 「きっと好みで、気温予想してるんだ。」朝が寒かった訳でもなく、天気予報でそう言っていたわけでもなく、春風さんの頭の中の冬が到来して、冬なんだからこういう格好をしなくちゃ――ということだったのでしょうか。ヒカルが笑い飛ばしている辺り、毎年のことで、温かく見守っているというか、お姉ちゃんは仕方ないね、といった感じなのかも。幼少の頃から、お姉さんっぽく振舞おうとも、どこか守ってあげなきゃ感のある彼女のことを、ヒカルは可愛く思っているのかも。
 しかし、この跡を継ぐ発言。やはり、トゥルー家では、海晴お姉さんを筆頭に、そういうつもりなのでしょうか。

オマエが――
“お天気お兄さん”
やればいいんだ!

きっとママも喜ぶぞ――

 ヒカルの天然ぶりというか、突飛な発想なのか、本気でママンがそう考えているのか。どちらとも言えませんが、どっちもという可能性もある辺り、怖いというか何というか。
 若し、彼をお天気お兄さんにしていまうなら、あのママンが、ヒカル的にタダでは済まさせない気もしますけど(所謂”双子”として並べておくのも、楽しそうというか、海晴お天気お姉さんの双子姉弟、とか)。
 

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バースデーソング♪

 
10月からは
1カ月の間に
2回もやってくる、
我が家の――
バースデーパーティシーズン!

 19人姉妹というわけで、綺麗に一月ずつ分かれている誕生月も、この10月からは怒涛の勢いで押し寄せてきます。日本広しといえど「バースデーパーティシーズン」なんて言葉を使う家庭は、そうありえないでしょう。改めてその凄さを思い知らされたというか……そんなバースデーパーティーシーズンを楽しそうに迎えているです。

 今日は霙姉さんの誕生日(11月9日はマリーの誕生日でした)。今年もお誕生日ケーキを焼いているとのことですが、「少なくとも、ホタがケーキを 焼くようになってからのことだから―― 6回くらいかな?」とのことですので……小学校中学年から? うーん、その時から既に素質満点だったということですよね。


ホタはケーキを焼くのが好きだから、
こんなにたくさんのきょうだいがいて、
こんなにたくさんのバースデーケーキを
焼くチャンスがあって――

 毎年チャンスが増えて――流石に生まれたばかりの子には無理ですが――いくことにも、喜びを感じていたのでしょう。この大家族に相応しいというか、ホタはホタになるべくしてなったというか、最初からホタだったのかも。月1回――10月からは月2回ですが――というのも、今となっては無理な回数ではありませんが、最初の頃は楽しくもあり、大変でもあったでしょう。そんなことも、あったかもしれないホタですが……

本当は1番たくさん焼いてあげたくて、
1番盛大にお祝いしてあげたかったはずの
お兄ちゃんにはまだ1回しか、
焼いてあげられていないこと!

 とても残念がっています。ホタはお兄ちゃんが欲しかった子なので、積り積もった願いがあったのでしょう(弟や妹は出来ても、姉や兄は基本的に増えませんから)。今は彼がいますが、それにしたって、ケーキを焼いて上げられていたはずの数回分を逃している訳ですから……ホタの感嘆符からそれが読み取れます。しかも「本当なら――ホタの初めてを もらってほしかったのにな。」と来ています。いやあ、彼はここまで想われて幸せ者ですね。他の姉妹がヤキモチ妬いちゃいそうなぐらい。

 そんな蛍の初めてのケーキは、海晴お姉さんに教わりながら作ったそうです。こういうの、ママの役割だと思うのですが、忙しかったのかもしれませんね。このとき、海晴お姉さん12歳。中学2年生ですけど、今の蛍みたいに家事を一手に引き受けていたのかもしれませんね(春風さんが小6ですから、既にお手伝いはしていたでしょうけど)。
憧れたおしていたケーキ作りは「ホタの初恋みたいなケーキ♥」と表現されるように、まさに憧れの塊であったことが、充分すぎるほどに伝わってきます。そんな、初恋ケーキは、初恋らしく(?)失敗に終わってしまったようですが、やっぱりそれでも、初めてを彼に上げたかったそうで――

きっとお兄ちゃんなら――

「おいしかったよ♥」って――

ほめてくれたと思うもの――エヘヘ♥

 本当に彼は信頼されているようです。しかも「ホタ――お兄ちゃん、大好き!」とまで。決して、その初恋ケーキを食べた他の姉妹が、不味いだのいった訳ではないと思いますが、やっぱりそれでも「お兄ちゃん」に褒めてもらうのは違うのでしょう。
 ここから察するに、やっと焼いて上げられた1回目のケーキも、彼はさぞかし褒めたのでしょう。しかも、万感胸に迫ったこともあって、それが大好き!に繋がったのかも。彼女の、与えることを幸せに思える感性というのは、お母さんとか、そういうの越えてます。ラブですよ、ラブ。ほら、吹雪も目に見えないけど存在していると確信している、ラブ。


 今日の主役である、霙姉さんのリクエストということで抹茶シフォンの大納言ケーキ。

お兄ちゃんには生クリームを
たっぷりサービスしちゃいますね♥♥♥

 今日の主役を差し置いて、果報者ですね、彼は。
 

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ヴァージニア

 
 先週はインフル騒ぎで、小さい子組は随分退屈な日々を送っていたようですが、一山過ぎ去ったようで、トゥルー家には感染者が出なくて良かったです。


すっかり――家を
出られなくなっていたユキが、
今日の午後、久しぶりに――
外出することになりました。

 解禁されて退屈の塊になっていたのでしょう。一緒にお出かけしたのは吹雪でした。
 小さい子とおなじぐらい、綿雪は体調に気をつけなければいけなくて、仕方ないとはいえ――ユキも承知しているといっても――家でジッとしているのは、さぞや退屈だったでしょう。やっと外出の許可が下りたと言うことで「氷柱姉と立夏姉、それに麗姉と小雨姉です。」という付添い人をつれてのお出かけです。
 このメンバー。氷柱は当然――今まで通りでもあり、先日の騒動もあったことですし――として、立夏は何かと着いていきたがりな感じ、麗も何か目的があって偶然、小雨は麗が出かけるなら私も、といった所でしょうか。そんな中、吹雪といえば……

最近、暗号解読の本に
すっかり夢中になっていたせいで、
個人的な外出はずいぶん――
していないことに気づいたので

 とのことで、同行を決めたようです。しかし、この暗号解読の本とは……トゥルー家の蔵書は凄いことになってそうですよね。
 ついでに買い物もしたいようで「最近気に入っている金色の 小さな三角形のクリップが――」とのことですが、ゼムクリップとはちょっと違うんですね。てっきり同じ物かと思ってました。吹雪はこのクリップで何を挟んで纏めているんでしょう?足りないと言っていますから、吹雪の身の回りには、金の三角形のクリップがたくさんあったり……(若しかして、吹雪はこういう小物が好きだったりして、文具屋さんとか好きなタイプだったりするのかしら)。


「わぁ――もう、すっかりクリスマスだ!」

 駅の近くのショッピングモールはすでにクリスマス色のようで、吹雪の「いくらなんでも早くないでしょうか?」というのも、大人としては頷くところなのですが――

そう言ったユキの笑顔が
とても嬉しそうで、
それを見ている姉たちもみな
とても幸せそうで、

 なにかと楽しみの少ないユキの、嬉しそうな笑顔を前に、それに対して幸せを感じる姉たち。良い光景ですよね。例え、早すぎるクリスマスの飾りつけを見たからだとしても、ユキの嬉しそうな顔が嘘になるわけではありませんから。
 そして、その光景に対して、同じく姉である吹雪は、

私はヴァージニアと
アメリカの新聞社の話を思い出して――
何も言わないことにしました。

 お姉ちゃんです。
 吹雪は、そういう空気の読めない子ではありませんが、今回は更にお姉ちゃんとしての振る舞いというか、優しさが見えるような気がするのです。だって、去年はこんなことを言っていたのですから(このときも、額面通りそういう意味ではないのですが)。
 そして「はい、私も同意します。 サンタクロースはいるのです。」は、吹雪の成長を思わせるというか――蛍が緊張すると言う辺り、吹雪は言いかねない雰囲気でもあったのでしょうか――、何というか。ユキは、このことに気付かないかもしれませんが、こうして、吹雪の優しさというのもは、伝わって欲しいものだと思います。


我が家の平和を――今年も願います。

今、キミがここにいることの平和を――

 帰宅して、氷柱が提案したのかもしれません。そして、吹雪もその提案の事実を知っていたことで、同意したのでしょう。
 そこで願われる「我が家の平和」という辺りにトゥルー家らしい優しさが溢れ、その中心には、彼がいるのですね。
 

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ん?

 
 十一月となり、今年もあと二ヶ月。トップバッターはヒカルです。

そんなにこの――
芋が欲しかったんだな♥

 
 ヒカルらしい、というかホッと一息つけるこの雰囲気。他の家族と違う、対等な関係というか同い年ならでは+ヒカルの性格によるやり取り。良いですね。最初に「そんなに―― 物欲しそうな顔をして。」なんて言うものだから、彼が一体なにを欲しがっているのかと、ちょっと期待しちゃったり、しなかったり。

 どうやらホタの希望で、ダッチオーブンを買ったようです。ガス台や最近ではIH対応の物もあると聞くので、ますます料理の幅が広がりそう。ずっとずっと欲しがっていて、今年初めて――それに選んだのが、この焼き芋! この季節ならではでもありますし、やっぱり、女の子は焼き芋が好きなのかしらね。


あ、これが最後の1本だから――
食べかけでも良かったら
こっちの半分やるよ♥

 半分ずっこ。良いですよね、シチュエーション的にも。しかも! 「かじっちゃってるっぽいケド―― ま、いいよな? キョーダイなんだし。」 !? 焼き芋を使った関節キス(それは言いすぎ)。別に家族なんだから、食べかけでも、それこそヒカルの言う通り問題ないわけなんですが、傍から見ている身としては、良い雰囲気だなあ、と思っちゃいます。これ、春風さん辺りが同じシチュを強請ったりしないかしら……(どちらとは言わず)。
 「つい――両方かじっちゃうんだ♥」なんてのも可愛すぎます。両手に焼き芋を持って幸せそうにしているヒカル。そりゃあ、彼だって物欲しそうに見ちゃうかもしれませんね?


この9月から交換留学で来た
ルーシーとすっかり仲良くなって誘われて

 すっかり和んだところで、先週、トゥルー家を騒がせていた氷柱の一件。チャンスを見送る、ということで、どうやら一件落着したようです。
 ここで騒動の発端というか、虹子より更にもっと発端。ルーシーというお友達に誘われたそうで。
 書類というのは、留学に関するものだったのでしょうけど、虹子がお絵かきしてしまって、大分怒ったようですが、氷柱がそこまでしてしまうとは、相当乗り気だった様子が窺えます。氷柱は、割と気難しそうな子ですが、九月から一緒になって、そこまで仲良くなってしまうとは。事の真相がハッキリした今、そのルーシーちゃん(仮)にも興味が湧いてくるというものです。
 しかし。氷柱の向上心+綿雪への想いを考えて、この留学話はかなり魅力的だったのでしょう。それで、舞い上がったというか、周りが見えなくなってしまったというか。先週の綿雪の話を聞く限り、もうそのことで頭がいっぱいになってしまったのかも。落ち着いた今では、いつも通り、考えられるようになったでしょうけど、いずれ氷柱は飛び出していってしまうかもしれません。そのときは、きっと彼が綿雪のことも含めて、しっかりとこの家族を守ってくれるでしょう。

 一つ、「まあ、オマエも―― 淋しかったのはわかるけど。」っていうのは? ヒカルからは、そんな風に見えたのでしょうか。釘を刺されてしまうぐらいですから、随分心配した上に、帰ってきてからの二日間も、構っていたのかもしれません。そりゃあ、金曜日の夜に、あんなことがあれば構いたくもなるでしょうし、氷柱としても必要以上に反発したくなっちゃうでしょうから、ここはヒカルの忠告どおりにしておくのが良いのでしょう。


 ヒカルの言う通り、平和な日常が戻ってきたわけですから、のんびりしたいですよね。といいつつ、火曜日はいきなり休日で、日記がないという。
 今回、霙姉さんに続き、年長者ぶりを発揮したヒカル。こういうのも良いですが、やっぱり乙女なヒカルも見たいですよね。そろそろ、そういう季節(一年中、そんな気もしますが)なんですから。

 

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