2008年7月15日 (火)

事の真相と重大発表?

 
 そろそろ次の日記の予想も付きそうなところで、長女である海晴姉の登場です。

 数日前に日記帳の背景が模様替えを行って、夏真っ盛り!な感じです。
そんな今年のGWの海へ行ったときのことを髣髴とさせる、透き通る青い海を背景にする海晴姉。
名前と、その性格。それと背景がぴったりとマッチしているんじゃないかしら。

 そんな海晴姉の日記のタイトル。
なにやら予感させる響きを含んでいるんじゃないかしら。
「今年の夏の予定は!」なんて。だって、彼を迎えた初めての夏なんだから!(これはどの季節にも言えるのだけどね)

 さて。
気になるタイトルで始まった日記は、霙姉さんのことです。
昨日の夕凪さんで、さらりと触れはしましたが、やはりちゃんとした報告が欲しいところです。
だって、海晴姉さんは「一晩くらい心配しなくたって大丈夫」なんて言ってたのに、当の霙姉さんは結構危なかったように思えるんですから。
そんな海晴姉さんの話によれば……


いくらみんなにお土産に買ってきた
カレーパンの数が足りなかったからって……

そんな遅くなるまでムキになって探し回ること
なかったのに、ねぇ?

 ええー(棒読み
まさか、そんな理由だったなんて。
でも、みんなで食べたかったカレーパン(きっと家族でテーブルを囲むところを想像なんてしてたんじゃないかしら)の
数が足りないだなんて許せなかったんじゃないかしら。
兄を含めて20個(小さい子は食べられないからもう少し少ないわね)もあるお店なんてないでしょうし。
直ぐに見つかると思っていたから、意外に上手くいかないので、知らずの内にムキになっちゃったのかな。
霙姉さんに頑固属性がついたみたい。
色々拘りを抱いてそうな人だから、そうかのかも。
しかし、カレーパン。
どら焼きに始まり水羊羹と、餡子好きな霙姉さん。
若しかして、普段甘味ばかりなので「私も辛いものが食べられるという、姉らしいところを見せなくてはな。フフフ――」とか……思ってませんよ。


一晩中、空っぽのお腹を抱えながら、
そのパンを1つも食べないで取っておいたなんて――

 これ。
一度買った分を家に置いて、足りない分をまた買いに行ったということかしら?
それなら青空が姿を見たというのも分かるのだけど……うーん。
それで、足りない分を何とか仕入れたものの、真っ暗になって裏門と間違えて、それで迷子になってしまって……
東屋があるようなトゥルーハウスですから、それを間違えては帰ってこれないほどに。
それにしても、迷子属性というか方向音痴属性というか。
どうにも、困ったちゃんな感じですね。霙姉は。

 そしてここでも発揮された頑固属性。
「これはみんなで食べるんだから駄目だ。それに、私は辛いのは駄目なんだ」なんて、決死の想いで抱えたカレーパンに手をつけなかったのね……
可愛いわよ、霙姉さん。
どうしようもない駄目な感じはするけれど……それすら愛しいというか。


キミに見つけてもらえて、霙ちゃんも――
せっかく迷子になったかいがあったというものよね?

 こ、これは!
やっぱり(普段から姉らしい、少しえっちぃ誘惑の霙姉さんですけど)霙姉さんも、彼のことが好きなのね。
だけど、コレがきっかけとなって迷子ブームが起きたりはしないわよねー。
自分もお兄ちゃんに見つけてもらうんだ!って。
うーん。精々隠れんぼを強請るぐらいかしらね。
でも、こんな話を一番上のお姉ちゃんがしてくれたってことは、太鼓判じゃないかしら。
霙姉さんを妹として評価できるのは、たった一人なんだから。
そうすると、海晴姉さん本人が一番謎ということになってしまうのだけど――


うわー、みんなキミと組みたがって大変だぞ~(はぁと

 そんなこと言いながら、自分もちゃっかり争奪戦に参加する気満々なのを覗かせる辺り……
きっと、肘なんかでわき腹をウリウリ~っとしながら、どうするの~?と、小悪魔っぽく迫ったりしてるんじゃないかしら。
この家族がみんな大切なのに、こうまで言われてしまっては「海晴姉さんと一緒に行きたい!」なんて言ってしまう衝動に駆られてしまうかも!
長姉にして、一番の困ったちゃんかもしれませんね。海晴姉さんは。

 ここでもう一つ話に出た裏山。
なんだか昔は手入れをしていたかのように読み取れもしますけど……どうだったのかしら。
この海晴姉さんをして「今やかなり――激しい感じよね……」と言わしめる裏山。
(その直後に、とても軽い感で楽しんでしまうのですけど)
そんな恐ろしい裏山を使うイベントとして思いついたのが「肝試し」!
さっき危ないって言ったのに!
しかも「ほら、ウチにはレーダー役の観月ちゃんがいるし(はぁと」だなんて。
でもここで、観月の力というものがホンモノらしい、という話になってきていますよね。
はぁ。
なんでも楽しんでしまうほどのバイタリティがないと、この家族の長姉は務まらないのかも……ね。


そういうわけで、じゃじゃーんっ!!

 (ふ、古い。って思ったのは内緒ね)
そんな海晴姉の口から飛び出した重大発表の内容とは……?


1:夏の旅行は8月11日から18日までの一週間!
  (だからその間は、この日記はお休みね(はぁと )
2:7月の連休はみんなでプールに行くこと!
3:8月2日は花火大会
4:8月最終週は、盆踊り大会

 おー!
でもこれってトゥルー家では、毎年恒例の行事なのかしら。
でも、今年は新しい家族を迎えての初めての夏休みなのだから、内容は同じでも気合充分!かも。
ああ、これは楽しみだわね?
彼もいつも以上にテンションの上がった家族を前に、倒れたりしないよう、今からしっかり体力付けておかないとね。


逃げたら――許さないから(はぁと

 そんなこと言いながら、悪戯っぽい瞳と、がっちり固める腕で、絶対に逃がさないつもりの海晴姉さんが可愛くてしかたないです。

 

| | コメント (0)

2008年7月 6日 (日)

あなたの素敵なお姉ちゃん

 
*ベビプリSSです。
*「春風さんは俺の天使だよ!」という方にはお勧めいたしません。
*「やっぱりイチャイチャラブラブしてた方が良いよ!」という方にもお勧めいたしません。
 

続きを読む "あなたの素敵なお姉ちゃん"

| | コメント (0)

2008年7月 1日 (火)

この姉にして、この妹あり

 
 今日は星花の誕生日で、あります。
 本人がくる可能性が低そうで、誰かと思いきや……この人の登場です。

 いきなり、何が起こったのかと思う出だしですが。
 この姉妹(というか家族は)歌うのが大好きですよね。
 そういう意味で(さくらや虹子)、やはり春風さんはお姉さんであり、しっかりと受け継がれているのかしら、と思わせます。

星花ちゃんの誕生日は――私の王子様は初めて、ね?

 この「私の王子様」発言。
 以前、「あなた」と呼ぶときと「王子様」と呼ぶときは、家族としてなのか、それとも春風さん個人としてなのか、と書きましたが
なんだか余り関係ない気がしてきます。
 なにかしらの意図があるかもしれませんが、きっと的外れな考えでしょう。


かたまりかけの真っ白なアイスクリームは――
ねっとりと甘いバニラの香り。

 なんだか春風さん、そのもののような、イメージです。
 特にこの「甘いバニラの香り」ってところが、お姉ちゃんとしてでなく、春風さんとして王子様を甘やかすときみたいな。


ああ、この甘くて冷たい快感の渦に、
あなたと巻き込まれてしまいたい――

 一瞬、あの和菓子大好きお姉ちゃんを思い浮かべたのは私だけでしょうか。
 なにやら、春風さんもあの人の妹なのだなーと、家族の繋がりを見た気がしました。

 

| | コメント (0)

2008年5月27日 (火)

二人の放課後

 
 王子様にきゅん(はぁと、となったのは「大好きなヒカルちゃんが男の子だったらこんなだったのかしら」という妄想具現化だから。
それでヒカルが男子用の制服を着れば、まさに「大好きなヒカルちゃんが王子様になっちゃった、きゅん(はぁと」なわけ。


 ああ、凄い、こんな乙女ちっくな展開だったなんて……
もっとヒカルを可愛く女の子らしい、乙女できゅんきゅんなのにすれば良かった……

 

 そんな読んでるこっちがテンション上がっちゃうような日記は、ヒカルです。


約束通り、家に入る前に庭のあずまやで待ち合わせて
こっそり着替えられたし、
ちゃんと時間差で帰ったから――


 ちょっと、どんだけ豪邸なのよトゥルーハウスは。
でもそれよりも、これは気になるわよ? だって、まるで逢引みたいじゃない。
先に東屋で待ってた彼に「ちょっと楽しくて。待たせちゃったか?」とかホント初々しい恋人みたいに待ち合わせしちゃって!
この「ちゃんと時間差で帰ったから」なんて、きっと「オマエが先に帰れよ。いつも私が遅いんだから」とか何とか。
お互い全くそ知らぬ顔をするよう気をつけて、ヒカルなんてドキドキと逸る気持ちを抑えて「もうアイツ。家に着いてゆっくりしてる頃かな?」なんて想像しながら。
家に入って一番に顔を会わせたときなんて不自然にならないように気をつけるんだけど、かえってそれが不自然になっちゃったりして!
気にしてたホタや春風さんにはバレなかったみたいだけど、はてさて。
若しかしたら気付いてるかもしれませんよ?
なにせ、あの春風さんですから。王子様はもちろん、ヒカルの些細な変化にもピンと来ているかも。
もう、これ以上引っ張らないとは思うけど……気になるわ。


へへ―― (はぁと

なんか、けっこう――さ。

――かわいかったよ?

――うん(はぁと

 これは女子用の、いいえ、これはヒカルの制服に身を包んだ彼の外見を指してるんだろうけど。
若しかしたら、慌てふためいてる様子や、モジモジと照れる様子を指してるのかも。
それはそれで、同年代の、しかも同い年の女の子から「かわいかったよ?」なんて!
態度や様子がそうだった、という方が良いかも知れないけど、やっぱり私は外見のことだと思いたい。
女子用の制服を着て可愛い男の子なんてロマン過ぎるもの。
ああ、やっぱりホタぐらいにはバレて、可愛いコスプレの餌食になってもらう展開でも良かったかも……


いざ、本番になったら――さ。
え、本当にココで――
2人っきりで――。
着替えしちゃうの――って――。

 危ない。
これ、ちょっと焦って読んでしまった時に、どこのえっちぃテキストかと勘違いしちゃったわ。
オホン。
 自分から誘っておいて、いざとなったらその行為のとんでもなさに気付いて、あたふたしちゃうなんて可愛いけれど。
そりゃ、いくら家族とは言え、年頃の男女が放課後の体育倉庫で待ち合わせなんて、ねぇ?
それこそ何かにありそうなシチュエーションじゃないのよ。
こうなると、5時限目辺りから「ああ、そろそろだなぁ」とか、その内どんどん気になっちゃって。
HRが終わって、体育倉庫に向かう足なんかは、地に着いてない感じだったのかも。
この「ウチで着替えるのと同じみたいに軽く考えてたから――」なんて考えてる辺り。
ホントに大したことないと思ってて、その重大性に気付いた時の落差というか、それに浮き足立っちゃうの。
ああ、ラブレターなんかでも出して、放課後に待ち合わせするような心境だったんじゃないかしら!
こういうシチュを天然で組んじゃう辺りに、ヒカルの魅力を増幅させてるのかも。


汗と日向の匂いのする体育倉庫。
中には私たちの他には誰もいないのに――
まわりには放課後の生徒たちの行き交う気配がいっぱいで――

 ホント、どこのえっちぃテキストか(ry
うん、まさにこれから告白でもしようかというとき。
日常の中に生まれた、ホンの僅かな非日常的なシチュエーション。
それが余計に事態の特異性を浮き彫りにしていて。
わけもなく意識を先鋭化させちゃって……

これ以上ないって言うくらい、
――2人きりの場所だった。

 ああん! これだからヒカルは! 乙女ポエムを書いちゃうような女の子なんだわ!
もう今まで感じてたことなんて、遥か遠くに聞こえるようで、ホントに世界は二人っきりになってしまって。
傾き行く陽が二人を照らしてるのね。
ああ、良いなぁ。こういうのってロマンだなって。
なんで昨日はこれを思いつかなかったのかしら……


こんな風に――同い年としてオマエの制服を着れるのは、
私だけなんだからって。

 明らかに、けれど無意識に、彼に対する意識が変わってる様に見える。
そりゃ第一インパクトで言えば春風さんの「王子様」発言が凄かったわけで。
霙姉さんは少し分かりづらくて、氷柱と麗はちょっと距離を置いているような感じだったけど。
他の姉妹は新しい家族に、初めての男の子に好意だけを向けていて。
そんな中。
少しだけ立ち位置が不安定だったヒカルが、明確に(意識的にでないにしろ)他姉妹と一線を画する言動をとった。
これって大きいわよね。
この家族は何においても「家族が一番!」と強い連帯意識を持ってるから、悪く働くことはないでしょうけど。
それでも、ヒカルのこの認識の変化ってのは大きいと思うわ。
若しかして、海晴姉さん辺りが気付いちゃうかもしれないけど……それはそれで楽しみよね。


それとも――

 ヒカルは以前から、こうして自分の意識に対して、少しだけ自問するかのように言うことがあるけど。
まだ結論が出ない、この感情の正体が分からないのか。
それとも、分かってはいるんだけど、それをハッキリと答えにしてしまうのが怖いのか。
繰り返して、その内答えを出しちゃうかもしれないけど、この想いは彼に伝わっているのかしらね。


制服――少しだけ。
オマエの匂いがしてた。

 家族なのだから、ボディーソープ(若しくは普通に石鹸)、入浴剤の類なんか、同じのを使ってるのでしょうし。
特別気にしている姉妹以外は同じ匂いなんじゃないかしら。
きっと、彼も他の気にしない姉妹たちを同じ匂いなんだろうと思うわ。
けれど、それをして「オマエの匂いがしてた」なんて。
あえて"それ"をそう認識した(したかったのか)のか、本当に"オマエの匂い"がしたのか。
それはヒカルにしか分からないけれど、こうやって相手にアピールしちゃう辺り、やっぱり、ねぇ?


だから――

もう少しだけ――

貸しておいて。

ね。

 洗わなくたって良いよ、なんて、きっと彼なら気を利かす意味で言っちゃうかもしれないけど。
しかも「貸しておいてね」じゃなくて、「貸しておいて。ね」と一呼吸置くところが。
念を押すように。
きっと、そこまで言わなくたって貸しておいてくれるのだろうけど。
ヒカル自身もその自信というか確信があっても、その幾らかの不安がそうさせちゃったのかな、と。
ここまで言われちゃ、貸しておかないわけにはいかないでしょう?


 久しぶりの霧賀先生のイラストですけど。
見た瞬間、男子用の制服に身を包んで、まるで王子様のようなヒカルに目を惹かれまして。
後で「きゅん(はぁと」となっているのが春風さんに違いないのですけど。
まあ、これがウィッグをつけた彼でも面白そうだなぁ、と思ったのでした。

 ところで。
この日記って、他の姉妹も読める状態ですよね?
さて、この一連の流れ。
知った春風さん、海晴姉さん、ホタが知ったら(誤魔化された観月も)どうするかしらね。

 

| | コメント (0)

2008年5月25日 (日)

そんなじゃないはずなのに。

 ベビプリSSです。

続きを読む "そんなじゃないはずなのに。"

| | コメント (0)

2008年5月23日 (金)

ほら、やっぱり

 
 昨日のこれで、今日は一体どうなるのか。
二日連続でヒカルになるのか、それともホタが来るのかはたまた……

 しかし。私の予想に反して今日の日記はこの子


おや?

そこな、おなごよ。

 あれ?
観月。そんな知らない人に声をかけちゃいけませんよ、とかそんなボケ要らない。
コレはどういうことかしら。
観月から見てもお兄ちゃんは完璧に「お姉ちゃん」に見えているご様子。
小さい頃は割りと人を見分けるのが不完全というか、そういう事が多い子も居るんじゃないかと思いますけど。
それでも男女を間違えるのに比べれば。
 しかし、このお兄ちゃん。
呼び止められて律儀に止まるだなんて。
普通はその場でダッシュして逃げちゃうモノじゃない?
幾らヒカルとの制服を交換しているとは言え、そんなの事情を説明したところで分かってもらえるとは……
でも、そうだと話しにならないし……うん、お兄ちゃんは良い子よね。

 この観月。
どうやら高校に通う姉たちを迎えに来た、みたいなことを言っているけれど。
ここはどこなのかしら。
確か高校は電車通学なのよね。
それを観月が電車に乗ってまで迎えに来たとは思えないし……
じゃあ、電車を降りて、駅からこっち、帰り道の途中?
公園で遊んで行きたい、と言っているし、そうなのかもしれない。
でもそうなると今度は、お兄ちゃん。
ヒカルの制服を着たまま電車に乗って帰ってきたことになるし……
どっちかしら?
私としては後者の方がロマンがあると思うのだけど。
女装して一人、電車で帰ってくるだなんて。それも、学校の終わる時間。
もっとも利用者数の多い時間帯の一つに。


わらわのたった1人の兄じゃが――
偶然一緒に帰ってくる――ような気がしての。

 この辺りがナチュラルに凄い子なんだけど。
その「たった一人の兄じゃ」が、目の前で俯いている可愛らしい女の子だって。
下から覗き込んだりしなかったのかしら。
スカートの裾を両手で必死に押さえながら、俯いて顔を見られないようにするお兄ちゃん可愛い!
それで観月に顔を上げよ、といわれても上げるわけにいかず、どうしようかと悩んでいるお兄ちゃん可愛い!


ふふふ――わらわは兄じゃと遊ぶのが好きなのじゃ!

 ああ、可愛い!
少しばかり大人びた、というか、尊大とまではいかないけれど、そういう喋り方をしちゃうからすっかり勘違いしちゃうけど。
こう歳相応な、その上「お兄ちゃん大好き!」なところを他人(だと思っている人)に言ってしまう辺り。
やっぱり子供よね、と思ってしまう。
こう、なんていうのかしら。
会ったばかりなんだけど、お兄ちゃんが大好きだということを言いたくて仕方なくて、それがお兄ちゃん自慢でもあって。
ここは偉ぶってみせて、自慢げに胸を張る様子が目に浮かぶよう。
それが本当に他人に対してなら「あら、可愛い妹さん」で済むけれど。
目の前で話を聞いているのは、紛れもなく本人の「大好きな兄じゃ」であって。
こうなってくると、別の意味で正体を明かせなくなるわよね。
今更「その兄じゃは僕だよ」とも言えず。
他にも観月は、大好きな兄じゃについて彼是褒めたのかもしれないけど。
嬉しいような、恥かしいような気持ちで、可愛い妹の素直な気持ちを聞いてたんじゃないかしら。


確かになにやら毛深い様子――

 こ、これは……!
気になる記述よね。
兄は妹から見ても分からないほどの女装が似合う子で。
だけど毛深い様子。
でも、様子と言っているだけで断言はしてないのだから、猫毛みたいに目立たないのかしら。
うぅ~ん。高校一年生ならまだそんなものかしら。
しかしそのまま「待て待て待て――!!」と追い掛け回される兄じゃの運命やいかに。
妹を一人置いていくわけにもいかず、結局一緒に帰る羽目に遭いそうですけど。

 
 さて。
ここで昨日、バレたら大変な、と名前の挙げられた海晴姉とホタですけど。
きっと着せ替え人形にされちゃうってことよね?
海晴姉は性的な意味で。
ホタは念願の看護婦さんごっこで!
これでホタと"一緒に看護婦さん"ごっこしちゃいたい!決定ね。
ヒカルと同級生ということで、多分双子だったりするんじゃないかしら?とか、それで二人は容姿が似てるかも?
これだけ美人揃いの姉妹(トゥルーママも美人)なんだから、彼も美人さんに決まってる。
しかも、冗談でなく女の子が似合う模様。
これは期待せざるを得ないわ。
もし、あのまま家に帰ってしまって、その姿を誰かに見られてしまう。
先日の立夏の騒ぎのときに一緒にいた子たちは「可愛いー!」で済むかもしれないけど。
氷柱はまだしも(フレディ事件のときのように頭を抱えて現実逃避するかも)、麗だったらそれはもう罵倒してくれるでしょうね。

 ああ、ヒカルは名前を挙げなかったけど春風さんならどうなるかしら。
「王子様には違いありません(はぁと――きゅん」となるか「これはこれで良いかも知れませんね(はぁと――きゅん」か……
これは二日あって、月曜日。
この話題を引き摺るのか、それとも全くスルーしてしまうのか。
どちらにしろ、次の更新が楽しみで仕方ないですね。

 

| | コメント (0)

2008年5月20日 (火)

いつだって笑顔でいるよ

 
 昨日のことがあったので、今日は来るか来ないかと思っていましたが。
日曜から体調を崩していたようなので、一日あって今日はなんとな日記を書けるぐらいには回復したようで安心です。

 随分大きくなったって、39度なんて死にそうなほど苦しかったような覚えがあります。
それを小学1年生の女の子が「ちょっぴりお熱が出ちゃっただけだから――」なんて。
昨日、氷柱が言っていたように、余程兄を心配させたくないんだな、と。
でも、いくら心配させたくないと言ったって、これほど体調を崩していたのなら無理な注文だと言いたくもなるところですが……

いつも笑ってる――お日様みたいなお兄ちゃんの顔が好き。

いつも楽しくて笑顔でいるお兄ちゃんのことが――。

 これは綿雪だけじゃなくて、他の姉妹にとってもそうなのでしょう。
自分が。家族みんなが大好きな、「お兄ちゃんの笑顔」が自分のせいで曇ってしまう。
熱を出してうなされているだろう時に、そんな家族みんなのことを考えられるこの子が、なんて優しいんだろうと。
以前にも真璃が口にしていましたが、家族ほど大切なモノはない、と。
それが大きな子たちだけでなく、こんな小さな子たちにも共通の認識として、はっきりと根付いている。
そんな家族の一員としていられる彼は、とても幸せなのだろうと。
そして、その家族に笑顔をあげられる彼は、とても幸せ者です。


あ、うぅん、そんないけないこと考えたらいけないですよね。

……

えへへ――(はぁと

 全く、この子は……!
さっきまで何のかんの言いましたが、ここで家族としてでなく、一人の女の子"綿雪"として、チラリと垣間見せるこの態度。
初めの自己紹介。
「もしユキがいなくなっても……」なんて言ってた子が。
きちんと「これから」のことを考えている。
それって何て素晴らしいことなのかしら。
確かに、昨日氷柱が「きっと――喜ぶから――。」と言うわけが分かります。
氷柱自身。自分が一番綿雪を励まして、元気付けてあげられる存在でいたいはずです。
それを譲れるほど(ホワイトデー辺りで随分軟化した印象はありますが)、氷柱にとって綿雪が大切な事が分かりますし
その綿雪からの信頼が、どれほど確固たるモノなのか。
氷柱は自負も拘りも全て綿雪のため。
例えそれが自分を必要とされていないといしても、受け入れられる子。
この二日間のやり取りに、氷柱がしたかもしれない嫉妬は、兄だって綿雪と氷柱にあるのかもしれません。


氷柱ちゃん、こういうときはぷんぷん怒るんだもの (はぁと
ヒドイですよね、病人なのに――ウフフッ。

 ちゃん、ですか。
こういう風に呼称が変わる瞬間も、色々垣間見えて楽しいですよね。
度々、この子達は相手に対する呼称の変化で、その裏にある関係なんかを読み取れそうです。
以前の夕凪さんのときに、怒られてちょっぴり羨ましい、という趣旨の発言をしていたこと。
図らずもそうなったこと、少し喜べるぐらいの余裕があるなら安心です。
しかし、この瞬間。
綿雪の方が氷柱より上なんじゃないかしら、と思うのですが。


夢の中のお兄ちゃんは、眠っているユキのおでこにそっと

チュってしてくれて――

 なにをやってますか、お兄ちゃん。
そりゃ様子を見に行けとは言われましたが、お凸チューとは……
笑顔が素敵みたいですし、寝ている妹にそっとチューしたり、どんだけ素敵お兄ちゃんなんだと。
良かったなぁ。
氷柱も昔はお兄ちゃんが欲しかったようですし、ちょいとタイミングが違えば氷柱もお兄ちゃんラブになっていたかも……
まあ、海晴姉を初め年長組みはガチで狙うような良い子なようですし、今からでも充分可能性はありますが。


夢の中でお兄ちゃんに会えるといいな――

 そんなこと言わずに。
目の前のお兄ちゃんに我侭いうなりしたら良いのに。
そんな綿雪のお願いなら何でも聞いてくれますよ、お兄ちゃんなら。

 

| | コメント (0)

2008年5月15日 (木)

キミの手

 
 今日の日記は、すっかり元気になったような吹雪です。
昨日の海晴姉さんの日記で「寒い日が続いたけど」なんて言ってましたが、吹雪は大丈夫だったのかしら。
どちらかと言うと、アッツイ日の方が過ごしにくい子かもしれませんけど。


なにかこう――浸食されそうな気がするのです。

 ああ、虫(バグ)ってそういう……じゃなくて。
小さくて、ざわざわしている類の虫は、そういう感覚に捉われるのも分からなくはありません。
表現自体は、吹雪らしい独特のものですが。

 吹雪は虫に対して苦手意識があり、それ以上ではないのでしょうか。
興味あることは、はっきりさせたがる性格のように思える吹雪が「虫にはあまり詳しくないのです。」とだけ。
何かのきっかけで詳しくなる可能性もありますけれど。


特に小さな子たち――青空や虹子やマリーなどは

 青空とマリーは、分からなくはありませんが、虹子までとは。
多分、天道虫に蝶々。見た目がカラフルで可愛らしい虫が好きで、毛虫や芋虫。ムカデは絶対駄目でしょう。
私だってキライです。特に足のたくさん動く類の虫は。

 しかし、言葉としても「しんだアリ」と、自分なりに理解している青空は流石と言わずには。
その内、潰してしまったアリの本当の意味が分かる時が来ると思います。そう遠くない未来に。


反対に虫が苦手なのはさくらや春風姉や氷柱姉などです。

 これは予想通りの布陣。
さくらは泣き出し、春風さんは卒倒。氷柱はぎゃーぎゃー騒ぎながら大暴れしそうです。
冬に、青空が冬着のポケットに山ほどダンゴ虫を詰めたまま家に帰ってきて、それを気付かず春風さんが片付けようとして――
こう言うとき、ホタが一番頼りになりそうです。
幼少のみぎりから、雷など全く怖がりもしない子だったようですし。
件の虫が出たとしても、冷静に広告か新聞を丸めてバシバシ!と叩いてくれそう。
名前は挙がっていませんが、ヒカルや麗も、涼しい顔をしながら心中穏やかでない感じかも。


!!

きゃっ。

 ……!
か、可愛い! あの普段クール(というには語弊がありますが)な吹雪が!
なんて可愛らしい。やっぱり、どう振舞おうと女の子は女の子なようですね。
虫も普通程度以上には苦手そうですし。
ふとした時に現れる、こういった意外な一面というのは可愛く感じられるモノですね。
それが予想外なモノであれば。


キミの手でしたか――

突然何かが触れたので、一瞬例の虫が止まったのかと――

 あれ。
随分と近くにいるようです。
こうなると、「きゃっ」といったときに上着の裾ぐらいは掴んでいそうな勢いです。
以前は眩暈がするといって、体温の高い姉妹にすら触れなかったと言うのに。
吹雪が変わったのか、それとも全くの無自覚であるのか。

 最後。
本当――ですか?」なんて、兄の手をまじまじと見つめ、そう思ったのでしょう。
今一信じがたいのか、そう信じたくて、本人から確認を取りたいのか。
ただ純粋に、兄に対して接しているようにも思えますが、どうにも頼りになる、それ以上を求めているようにも思えます。
吹雪としては当然、肯定してほしい問いかけでしょう。
そして、その"頼りになる手"に対して、触れていたいし、触れて欲しいと思っているのかもしれません。

 

| | コメント (0)

2008年5月14日 (水)

お天気お姉さん

 
 確かに寒い日がいくらか続きましたね。
数日、GW辺りは暖かい日があったのですけど、その寒暖の差で体調を崩された方も。
一番に心配してくれる海晴お姉ちゃん、流石。といったところです。


あの楽しかったゴールデンウィークの旅行みたいに――

フフフッ(はぁと

 彼はこの日記を読むまでもなく、GWをどうやって家族で過ごしたか、大切な思い出として胸に収めるわけですけど。
私たちは、この日記や、G's本誌の連載から、その一端を読み取らなければなりません。
このとき、海晴姉さんと彼は思い出を共有しているわけで、こちらとしては、少々残念な限りです。


そう、あれはたしか小学校にあがってしばらくして――
2年生くらいの頃だったかな。

 年齢について、唯一推測するしかなく、その材料に乏しかった人ですが、ここで一つの可能性が。
ヒカルは高校一年に上がったばかりなので、15歳。
小学二年のこの時期、海晴姉さんはまだ7歳なので、ヒカルがこの時点でゼロ歳としても。
海晴姉さんは現在23歳。
最高を見積もっても23歳です。
飯事して、お庭で跳ねて遊べるぐらいですから、もう少し大きいでしょう。
すると……というわけです。
ふふふ。彼との年齢差も同様ですから、中々に魅力的な差ではないでしょうか。


ヒカルちゃんをつかまえて思わずギュッて――
抱きしめたの、覚えてる(はぁと

 長姉として、妹の世話もよく見てきたのでしょうし、こうやってスキンシップ大好きお姉ちゃんだったのかしら。
その中でヒカルは海晴姉さんが、よく面倒を見た妹の中で一番のお転婆っ娘だったんじゃないかしら。
それより下には、そういう子は……立夏とかいますけど。
すると、ヒカルは頻繁に抱っこされたり、怒られたり、海晴姉を少し苦手意識をもっているような気がするのは、そのせいかも。
霙姉に対してもそうですし、ヒカルは上三人に対して頭が上がらないようね。


自分の未来は自分が気がつかないだけで
いつもほんの近くに――
転がっているのかもしれない。

 こういうセリフを吐けるのは、一人歳の離れた姉である特権かしら。
勿論、海晴姉にも将来・未来の方が多く用意されているのだけど、いま、中学・小学、それ以下の子は、未来しかない。
まだ過去を思い出として振り返るような歳じゃないものね。
更に、彼に対してもこう言えるのは、霙姉でも少し足りなくて。
やっぱり、海晴姉の人生経験というか、含蓄というか。
流石、お姉ちゃんです。


そう、今も――私の隣に――

 ……え、えー。
これはやっぱり「そういう意味」かしら。
いえいえ、それは家族として、これからも一緒に居ましょうね?という願いであって――
それでも、この人のある意味、一番女の子としての凄さは、あの春風さん以上であるのですから。
やっぱり「そういう意味」になっちゃうのかも。
でも、この日記は家族全員が目を通せるモノであるのですから、やはり家族としての……う~ん、春風さんも口にしてますし。
この発言を機に、春風さんやホタが勢いづいちゃったりすると面白いかもしれませんね。

 バレンタインの日や3/13あさひの誕生日の日だったり、なにかとお姉ちゃんとして以上に、親密に誘惑してくるお姉さんですよね。
そう読むと、日記の冒頭の「フフフッ(はぁと」も、なんだか他の姉妹に内緒で。
疲れた彼を「疲れたんじゃない? 肩でも揉んであ・げ・る(はぁと」とか、キャッキャウフフしてたんじゃないかと思ってしまうんですけどー。
 

| | コメント (0)

2008年5月 9日 (金)

王子様とあなた。

 
 週の最後は、GWの締めとして春風さんの登場です。

 実のところ、今月号を読んでいないのでGWに実際なにがあったかは、春風さんの日記から読み取るしかないので、さっさと買ってこなければいけないのですけど。
そうかぁ。
蛍は泳げないんだ……
春風さんはじゃんけんが弱いんだ……

 さて。
今回の日記で、春風さんはいつもの如く「王子様(はぁと」とラブいっぱいに呼んでくれるのですけど。
一箇所、「あなたがいてくれてよかった(はぁと」とあります。
最初は「大切な私たちの――王子様と(はぁと」と呼び、その後も「王子様」は崩しません。
私たちの王子様であるのに、蛍を助けたところでは、あなた。
そして次には「頼もしい私の王子様」となります。

 私の、とついている限り、私→彼であるのに対して、あなた、と呼ぶのは、家族→彼、となっているからでしょうか。
王子様と呼ぶのは、私→彼の関係であって、あなた、と呼ぶときは家族→彼、ではないかと。
以前にも、あなた、と呼んでいたときがあったので、必ずしもそうではないのですけど。

 蛍がボートから落ちた下りでは、まだ王子様と呼んでいる春風さん。
ここでは言ったとおり「頼りになる私の素敵な王子様」といって評価している気がします。
しかし、「だから、本当に――」の部分。
この部分で、春風さんは、蛍の姉として、彼にお礼と評価をしたのだと思います。
次の瞬間には、いつも通りなのですけど。

 他の姉妹たちは、概ね一つの呼び方で彼を呼んでいるのですけど、こうして、場面・心情ごとに変え、その内面を読み取れるかのように変えてくるのも面白いですね。
ただ、春風さんの「あなた」は、どうにも新婚夫婦の練習を兼ねているような気がしないでもないのが恐ろ――いえ、可愛いところなんですけどね。
 

| | コメント (0)

2008年5月 1日 (木)

おとめのたいてき

 
 今日は姉妹一のおませさん。虹子です。

 気分はすっかりGW。
行き先は海だというので、泳げないにしても水着になったりする気は満々のようです。
蛍も潮干狩りにボート遊びは出来ると言っていますし、それなりに濡れてしまう遊びは満載です。
それも空が晴れてのこと。
きっと良い天気に恵まれたりするでしょう。


ひやけどめしないと、
大きくなってコウカイするのよ(はぁと


 そうですよね。
小さい頃、10代に浴びた紫外線は後に響いてくるらしいので。
しかし、これを言ったのが長姉たる海晴姉ではなく「はるかおねえちゃんが言ってたの!」と……春風さんですか。
これは乙女の一般論としての意見なのでしょうね。
若しかして既に後悔している人を見ているのかしら……ハハ、まさかね。

 この虹子、2歳にしてお肌を気にするとは将来が安泰のような不安なような。
思い切り外で遊んで日焼けしてしまうのも棄てがたいとは思いませんか。
ああ、でもその辺りは夕凪さんや立夏がしっかりしてくれそうなので、虹子はすべすべ真っ白で構いませんね。


にじこ、ちゃーんとかけるんだからぁ――(はぁと


 この辺りにも血統を感じるわけで。
以前の夕凪さんといい、思いを馳せるというか、あっち側に行っちゃう寸前ぽくて。
でもそれが可愛くて許されるのも女の子だからです。
そして「ほっぺをぎゅーってくっつけたら、ぎゅ、ぎゅ、ぎゅ――ってうつっちゃうの。」だなんて。
描いてくれるとは、直接そうしてくれるのじゃなくて、ほっぺ複写とは。
この辺りも誰かから習ったりしてるのかしらね――


おにいちゃん、おぼうしもちゃんとかぶらないとダメですよ?


 おませな虹子をおませたるその言動。
2歳の女の子が、10以上も上のお兄さんに向かってお姉さん言葉。
この歳相応(というにはしっかりしていますが)と、突如切り替えるお姉さん言葉。
そこに虹子の女の子たる瞬間を垣間見るようで、ドキドキしてしまうのですよ。
 

| | コメント (0)

2008年4月24日 (木)

まさかそうくるとは


 今日はメーテルのコスをイメージされているらしい麗の出番です。

 出だしがなにやら深刻な雰囲気ですが――


昨日まで――ホタ姉様がバス派だなんて――知らなかったんだもの。


 いや、これは深刻です。
旅行というのは道中どうするのかも大変重要な要素なんですから。
この兄に頼み込む――しかも他の家族も覗くであろう日記で――なんの工作にもならないじゃない。
しかし、それほどに必死なのが窺えるというものです。

 この「ホタ姉様がバス派だなんて」という言葉。
これは麗同様に蛍はバスが好きだと言うことなのか、それとも単にバスでの移動を主張しているだけなのか。
麗のことですから、電車でないと分かって大げさに言っている可能性もありますが。
もし蛍がそこまでバスが好きだと言うなら、それはそれで!
しかし、単に家族の都合を考えた上でバスでの移動を主張しているなら。
例えば「電車で20人移動するのはお金が掛かる」「荷物や座席の確保が(小さい子組のために)難しい」という点であるかもしれません。
けれど、「昨日まで知らなかったんだもの」という辺り、単に都合のものでは済まない気がします。
やはり、蛍は麗が電車を愛するようにバスを愛しているのかもしれません。

でもまあ、麗のことですからやっぱり単に先走って勘違いしてるって可能性も捨て切れませんけど。


あなたはただ――麗に賛成って言ってくれればいいわ。


 これって、普段兄は「麗」と呼び捨てにしているのでしょうか。
別の家族なのだから構わないわ、ということかしら。
なんとなく、氷柱と麗は呼び捨てにされるのを嫌がるようなイメージだったのですけど。

 こんな無理難題を吹っかけて明日当たりに家族会議の顛末が語られるのでしょうね。
前回海晴姉が来てますから霙姉か、それとも当事者の一人である蛍でしょうか。
なんだか結局電車になってしまいそうな感じもしますけど。
「ちゃんと小さい子たちの面倒も見るから!」とか麗に約束させて。以前の真璃のときのように。

 

| | コメント (0)

2008年4月17日 (木)

流石お姉ちゃん

 

 ゼロ歳児あさひさんの注目の誕生日でした。
小雨がぶちまけたのは一人分だったのか19人分(あさひ除く)だったのか。
立夏がふくれるだなんて、もう中学生だというのに少しお姉さん分が少ないんじゃないかしら。
まだ家族の誕生日を祝うより、そのパーティーにでるケーキの苺がお目当てなさくら。
目立った行動をしたのは上記の三人だけだっただけで、その他の面々はどうだったのか想像するのも楽しいですね。

 さて。
いい加減二度連続更新の不名誉から逃れられた麗。
そうでなければ次に来るのは今まで咎めてきた海晴姉さんがぴったりでしょう。


こんどこそたっぷり満足できた?

お・に・い・ちゃ・ん(はぁと


 もうお兄ちゃんをせざるを得ないじゃないですか?
普段の彼がどうやって妹達に接しているかは想像の範疇でしかありませんが、しっかり"お兄ちゃん"しているのでしょう。
そこで他の姉妹と比べて麗とだけ海晴姉さんから見て距離があったのかもしれません。
その上での「こんどこそたっぷり満足できた?」発言。
若しかして、麗の日記を読んだあとの彼は落ち込んでいたり不満に思って(麗が悪いと言う意味でなく)いたのかもしれません。
それらを見抜いた上での海晴姉さん。
これは年上で、長姉にしかなしえない(霙姉さんでも良いかも知れませんがやはりここは)"お姉ちゃんぶり"なのではないでしょうか。


単に苦手なだけなのよ。
昔っから食わず嫌いの性格で、凝り性で固くて――


 安心したと言うかなんと言うか。
男嫌いになる何かしら重苦しい理由でもあっては――と心配していましたが、単に「食わず嫌い」であったと。
麗のように精神年齢の高い子(ここの姉妹は総じてその傾向が見られますが)ならば、特に同級生は駄目だったりするかもしれません。
そこはお姉ちゃん。
しっかり心配していて、色々な対策を練ったうちの一つが「積極的に日記を書かせて交流を図る」という。
蛍と比べると幾分か家庭的な部分が少ないかのように見えて、その実一番高い視点から姉妹を見守っているのでした。
麗の「凝り性で固くて――」という、その気質は以前の、そして今回の日記にもよく現れているかと。
一度、一つの事に凝り始めてしまうと頑として動かない。
その価値観の頑なさが悪い方へ働いていたようですね。今回の件は。


なんて――おねーちゃんは思ってるの(はぁと


 より"お姉ちゃん"であることを強調するかのような口ぶり。
これは麗の姉であり、そして同時に"あなたのお姉ちゃんでもあるのよ"という意思。
以前に"海晴は世界で1番かわいいボクのステキなお天気おねーさん"なんて言わせた素敵お姉ちゃん。
ここでは、お兄ちゃんとしてではなくて、海晴お姉ちゃんの弟として接したくなるじゃない?


キミなら――
男の子だってなかなかいいとこあるのよってところを――


 随分信頼されちゃってるわね。
これ。海晴お姉ちゃんは何かあるのでしょうか。自分が、そう思えることに。
そりゃ既にお天気お姉さんをしているぐらいですし、今まで色々な人を見てきているでしょうから。
でも、そんな感想を抱いている海晴お姉ちゃんに"キミなら――"って言わしめる彼。
ふぅん。きっと可愛らしい、男の子らしくて、それでいて良い子なんでしょうね。


あ、大丈夫よ、あの子に罵られて傷ついたハートは
私がしっかり慰めてあげるから――ね(はぁと

ナデナデでもムギュムギュでも――
サービスするわよ?
なんて、ウフフ――(はぁと


 なんてご褒美。
麗に罵られれば(この時点でご褒美な方もいらっしゃるでしょうけど)海晴お姉ちゃんが慰めてくれるだなんて。
以前のバレンタインからしたらナデナデぐらいなら日常的にしてくれていそうですけど、さらにムギュムギュだなんて!
流石にムギュムギュはサービス、に入るようですけど、思い切り甘えればいつでもしてくれそうな勢いです。
最後に「なんて、ウフフ――」なんて少し冗談めかしているけれど、絶対本気ですよね。
既にいくらか時間が経ったとはいえ、年頃の男の子が女の子に囲まれた生活は刺激が強いはず。
その上に年上の可愛いお姉さんにこんな風に誘惑されてしまっては、ドギマギして顔も真っ赤になってたんじゃないかしら。
そうやって、いたいけな青少年をからかっては楽しんでいるんでしょうね。
実際――お願いされたらOKサインを出してしまいそうなイケナイお姉さん振りを発揮している海晴お姉ちゃんですけど。

 

| | コメント (0)

2008年4月 8日 (火)

春雷、ですって

 今日は立夏の誕生日だったわけですが。

 今日の日記は色々な発見、また家族の新たな一面が覗けて嬉しい内容なのですが……
どうして昔から。生まれたときから一緒に居られなかったのだろうと。
その家族の話を「聞く」しかない立場が、どうしようもなく彼を悲しませたりしないのか、という居た堪れない気持ちにさせるのです。

 以前の海晴姉さんのときにもあったように。
本来一緒に過ごせるはずの時間が。共有できる思い出になっていたはずの時間が19姉妹と彼の間にはないのです。
それは海晴姉さんも言っていたように「今からでも遅くない」わけで、これからどう過ごしていくかが重要なのは勿論なのですが。
一緒に。ずっと手を握り合えていた関係だったら。
春風さんはお姉さんでありながらも、全然頼りない感じであったのがどうなってたでしょう。第一インパクトの「王子様(はぁと」発言もどうなってたでしょう。
家族の「王子様」であったヒカル。男雛をやらずに、スポーツもそれほど積極的にこなさず、「女の子らしい」ヒカルはどうなってたでしょう。
昔はお兄ちゃんが欲しいと思っていた氷柱に、ヒーローを欲しがった(コスプレのお供でしょうけど)ホタはどうしてたか。

 彼と私たち読者の間には家族に対する情報量に隔たりはなく、彼と私たちはときを同じくしながら「家族」を知っていく。
物語として主人公が読者視点であることは珍しくありませんが、「家族」であるにも関わらず、以前多くの事実が謎に包まれているこのもどかしさ。
ずっとバレンタインのときのような今の家族との日々だけを綴っていくだけでなく、吹雪の件での氷柱の含みを持たせた言い方に現れる知られざる過去。
一人の男の子が、本当の家族になっていく過程を綿密に一体感を持って読んでいけるBaby Princessってこれから凄く気になるわけです。
まあ、彼にはそんなのこと気にせずに家族との素敵甘々ライフを過ごせることを願っていますが。

 

| | コメント (0)

2008年4月 6日 (日)

捕獲前夜

「すー、すー」

 すっかり兄の膝の上で寝息を立てている虹子。
ぷにぷにと柔らかそうな頬に出来た涙の跡が、どれほどの涙だったのかを窺わせます。

「フフ、すっかり寝てしまったの」
「そうだね。でも、なんとか落ち着いてくれて良かったよ」
「そうじゃな。一時はどうなる事かと思ったのじゃが……うむ。だが、少し可哀想かの」

続きを読む "捕獲前夜"

| | コメント (0)

2008年4月 4日 (金)

ピンクの象


 ついにフレディが帰還したようですが……
大丈夫か、氷柱。トゥルー家族であって象の一匹や二匹受け入れられないようじゃダメよ。

 さて。


ピンク色のゾウなんてこの世にいるわけがないし、
そのゾウがウチの庭先にいるわけがないし、
ましてそのゾウに向かって
ホタと虹子が大騒ぎでケーキを作って、


 ハハハ、これでフレディ=ピンク確定。
ここでホタと虹子が大騒ぎでケーキ作ってる辺り、フレディはいきなり帰ってきたのでしょうか。
昨日蛍が「フレディの大好きなケーキを作ったら、きっとそろそろ出てきてくれると思います」なんて言ってるのに。
全く。人騒がせな象だわ。虹子を泣かせたりまでして。


おまけにそれをゾウがうれしそうに食べてて、
その周りでマリーや観月やさくらなんかが大騒ぎしてて、
その上さらにそのゾウが足を踏みならして雄叫び上げて
プォォォォ―――ンって――


 大好きなケーキってバナナケーキかしら。大好きなバナナに大好きなケーキ。
その周りで真璃や観月、さくらが大騒ぎしている様子は想像するに微笑ましい事この上ありません。
真璃や観月は昨日、観月に至っては一昨日の時点から虹子の心配をしていた訳ですから、その喜びも一入だったでしょう。
さくらも虹子の一つお姉さんとして一緒に心配していたでしょうから、嬉しかったのでしょうね。
普段は何かと歳不相応な態度を取る二人ですけど、こうやって可愛らしくはしゃいでいる姿というのは微笑ましく、そのギャップが余計に可愛らしく見せるのじゃないかしら。
そんな三人のところへホタと一緒にケーキを持ってきた虹子を、みんなで良かった、良かったと慰めて、それで虹子が涙ぐみながらエヘッと笑うの。
その声に呼応するように足を踏み鳴らし「プォォォォ―――ン」って……
普通、象って「パォォォォ―――ン」じゃないかしら。
ああ、でもフレディはピンク色のトゥルー象だから鳴き声が違うのかも。


おまけにそのとなりにいるのは――ピンクのフラミンゴ?


 …………。
ま た ピ ン ク か。
だけどフラミンゴはピンクなのが普通にイメージされる物だし別になんら不思議じゃないわよね。
フレディの件で頭が毒されちゃってたみたいだわ。
あれよね。
フレディは大好きな虹子の為にピンク色の何かを探しに行ったのよ。
それで裏山を駆けずり回って、やっとのことでフラミンゴを探し当てたの。
ああ、なんて賢いのかしら。駄象とかいってゴメンなさいね。
フレディが帰ってきてくれたことが一番嬉しかったでしょうけど、ピンクのお友達が増えた事もきっと喜んでくれてるわよ。
でも、今度からはちゃんと虹子に許可を得てから出かけないとね。泣かしちゃダメよ。


こんなバカ騒ぎのことはもう忘れて――
アナタもとっとと学校の支度しなさいよ?


 何だか結局これを言いたいが為に延々フレディの話をしていたような気がするわ。
それともう一つ。
受け入れがたい事実を目の前にしているのに、何故か混乱しているのは自分だけ。
他の姉妹(特に自分より上)がなんと言うことなくピンクの象フレディを受け入れていて、自分だけが納得できない。
だから、「こんな状況、あなたなら変だって分かるわよね?私の言うこと分かるよね?」と同意を求めている風にも感じられます。
ふ~ん。そう考えると「私はそんなの絶対にっ!認めないんだから!!」何ていうのも分かります。
しかし、そうすると返答に困るのが兄。
氷柱を肯定すればある意味虹子たちを否定しかねませんし、だからといって氷柱を否定するわけにもいかず。
だけど小雨が「UMA」なんて口にしてる辺り、実在しているのは確かなようですけど……
何だか余計にフレディについて謎が深まった四日間だったように思います。


 ああ、そういえば。

ああ――バカだけどなかなか役に立つ下僕だと
思うようになってきた矢先にこんなことになるなんて――

 先日のホワイトデーを思い出すに、全然説得力ないというか、ひょうちゅうちゃんかわいい!です。
それに「なんてかわいそうな私の下僕。」だなんて。「私の」ですって。
そんな独占欲丸出しにしなくたって良いのに。
あまり言い過ぎるとホタや春風さんに怖い顔されちゃいますよ?

| | コメント (0)

2008年4月 3日 (木)

トゥルー象

 フレディが!
タイトルを見て、数行読んだとき。脳裏を過ぎったのが「エイプリルフール」の一文字。
虹子がそんな嘘を吐くとも思えませんが、なにせオシャマな女の子。お兄ちゃんを惑わせること――ううん、あり得ない。
そんな虹子の日記ですが――


にじこのかわいいちっちゃなぞうのフレディが――
いなくなっちゃった!


 マジか。
象が家から逃走するとか!
しかし、やっぱりフレディは小さいようですね。虹子が「ちっちゃな」と言える位ですから。
どのくらいでしょう? 虹子が82cm(公式設定)であり乗ったり出来るわけですから、全高1m少しぐらい?
それでも1mのピンクの象が庭をウロウロしている姿は中々に迫力満点ではないでしょうか。
……さくらは泣いてしまいそうです。

 虹子がフレディが普段何を好んでいるか語ってくれています。
「ちゃいろになりかけのふにゃふにゃのバナナが大好き」だそうで、虹子が剥いて上げると嬉しそうに食べるそうです。
象といえば相当食べる生き物ですけど、それを用意するのも皮をむくのも(象は普通そのまま食べるでしょうけど)大変ではないでしょうか。
2歳児である虹子には尚更のことです。
でも、その頑張りがどれだけフレディが好きなのか伝わってくると言うものです。
幸せモノだな、フレディ。


おうちにはバナナが1つもなかったし、
おうちのおにわにはさとうきびは
1つもはえていないんだもの。


 普段はさとうきびが庭に生えてたりするのでしょうか。
フレディはさとうきびが好きで普段は買い与えているのだけど、買い置きがなくてしかも庭では育てられない……
虹子のいうことなので、正確性がどの程度の物かわかりませんが、少なくともトゥルー庭には何かしら農作物が育っていそうです。
しかし、育てるにしても買ってくるにしても、19人分のバナナケーキ+フレディ分のバナナ。
コレは相当の量になりそうで、剥いたり切ったりすることを考えるだけでウンザリしそうです。


あまーいあまーいさとうみずは、
きれいなきれいなピンク色!
大きなコップにおさとうどっさりぐるぐるまわして――
それからピンクの折り紙いれるの!


 虹子はピンクが好きだモノね。綿雪とマカロンの取り合いをしちゃうぐらいに。
大きなコップに(年長さんの誰かの物かしら)お砂糖を入れて、ピンクの!折り紙を入れるの。
どうやってピンクにするのかと思って(まさかピンクのシロップかとも思いましたが)いたら、折り紙とは。
でも、ピンク大好き虹子がフレディの為にピンクの折り紙をあげちゃおうと思い至る辺り、優しさが伝わってきますよ。
普通の2歳児ってどの程度のものなんでしょう。
思いついても実行できなかったりするんじゃないかと思うのですが。


プォォ――ンって大きな声――

はしっていっちゃった。

えーん、おにいちゃん、フレディがかえってこないよ――


 フレディ!虹子特製のお砂糖たっぷり折り紙ピンク水の何が気に入らな――いや、私が悪かったわ。
だけどそんなにイヤだったのかしら。
量的には多分それほど無い物だったと思うし、やっぱり折り紙が。そうか、折り紙か。
何をおいても早くフレディを探してこなくちゃ!

しかし、幾ら小さいとは言え象が一匹脱走したなんて大騒ぎだったんじゃないかしら。

 


 頼れるお姉ちゃん。観月です。
距離を保っているというか、何かと他姉妹との絡みの少ない観月ですが、ちゃんとお姉ちゃんしているようです。
フレディの名前をしっかり知らなかったような事を言っていますが大丈夫です。


わらわのそばがそちの本当の居場所なのじゃからの。
たとえ迷子になってもきっとすぐに――
ここに戻ってきてしまうであろ。


 帰巣本能というやつですか。
しかも「戻ってきてしまう」なんて。「戻ってこられる」ではないんですね。
もうこの家からも、家族からも離れられそうにありません。
そうですよ。「本当の家族はココにいたんです!」 離れるわけ無いじゃないですか。
しかし、この歳にしてこうまで言い切れてしまう観月に末恐ろしい物を感じずにはいられません。
このトゥルー家族。
ちっちゃいこ組のポテンシャルの高さが異常なような気が――
それでも、昨日の虹子のように泣きつかれて寝てしまう辺り、やはり子供なのだなぁと。
観月もその内、可愛らしい姿を見せてくれたりするのでしょうか。楽しみです。


しばし不思議そうな顔で思案しておったようじゃがの――
やがて楽しそうに笑って――わらわの頭をなでてくれての、
快くフレディの捕物計画をたててくれたのじゃ。


 この「不思議そうな顔をで」というのは、どういう意味なんでしょう。
観月の説明が今一理解しかねたのか、それとも――うーん、気になりますね。
それでも直ぐに観月のいう事を理解して、観月を安心させるかのように頭を撫でてくれる蛍。
若しかして、こうやって冷静に話している観月も随分焦っていたのではないでしょうか。
可愛い妹が泣いて泣いてどうしようもないのですから、自分でもどうして良いか分からなくなってしまって。
そうなると蛍の表情も、前者と言うことになるでしょうか。
この辺り。やはり4歳児と言うことなのかしら。


まず、庭に古い大きな蚊帳を吊る。
それから――
中にフレディが寄ってくるような、
虹子の大切なものを入れておく。

すると――


 なんて!古典的!
しかし幾ら大きい蚊帳と言っても象が入るような蚊帳なんて――いいえ、そこはトゥルー家。
和室用の大きな蚊帳ならトゥルー象であるフレディでも余裕で入ることが出来ますし、それほど無茶な注文でもないでしょう。
しかし、「フレディが寄ってくるような」って。
フレディ。流石虹子のペット。
ご主人様の匂いは大好きですか。
ところで象ってどのくらい鼻が効くものなんでしょうね。


きっとなかなかの見物じゃ。
あとでともに見物に行こうぞ!

楽しみじゃ――


 ううーん。この辺り、完全に罠に掛かったフレディを想像して楽しみにしていますよね。
膝の上に乗った虹子の様子を見に来ていたはずなのに、説明しているうちに興奮してきてしまったのでしょうか。
蛍を中心に庭にフレディ捕獲用の罠を張り、みんなでワイワイ(説明している辺り、兄は知らないようですが)しているのを思い出して。
兄が眷属だといったり、わらわのそばから離れられないといったりして、随分とお姉さんぶりを発揮していますが。
その実やはり子供なんでしょう。
罠に掛かったフレディ。
観月が代表で誘いに来てくれたのでしょうけど、ここだけ読むと二人きりにも読み取れて何だか楽しいですね。
楽しい事って大勢でもいいけれど、懇意にしている人とこっそりするのも良いですもの。
この時の兄を誘う観月を想像すると微笑ましくて、思わずニッコリしてしまいます。

 


 書いてる途中で今日の日記が来たようなのですが――
ほ、ホタ!蛍!これは事件解決の予感!
観月に頼まれて罠を仕掛けたホタが日記を書いてくれたのですから、当然フレディについての顛末が語られる事でしょう。


ホタ、ちょっぴり涙が出そうになっちゃったもの――

――えへ(はぁと


 可愛い!
ここの家族はみな可愛らしいですが、ホタの可愛らしさと言ったら!
小さい子たちを前にしたりするときのお母さんぶりに反して、この兄を前にしたときの妹ぶりときたら。
この時も涙が出そうになっちゃったのを思い出して、また目の奥がじ~んとしちゃったんでしょうか。
それで慌てて大丈夫だよ、って。
そうやって誤魔化して照れくさそうに笑う仕草が可愛いわよ。

 それから。
フレディ捕物の全容が明らかにされます。
フレディの色に合わせて選んだ古いピンクの薄い蚊帳」。……フレディってガチピンクだったんだ。
でもちゃんとピンクの蚊帳って売ってるのね。トゥルー家仕様なのかと密かに思ってたの、ごめんなさい。
そして先日の観月の日記にあった「虹子の大切なもの」
それが腹巻だったとわね。
おなかにお月様のウサギのお姫さまの小さなお人形がついていて」 何か御話を読み聞かせてもらって、それでおねだりしたのかしら。
蛍の「この冬はずいぶん――夜はあればかりつけてたっけ」に、どのくらい気に入っていたのか窺わせます。
アレばかり、と言う辺り、他にも腹巻はあるのでしょうけど、それほどに気に入っているなんて。

 しっかし。
この捕獲作戦が虹子を安心させるための物で、本当にフレディを捕まえるモノではなかったとは。
……いや、本当に蚊帳で小象を捕まえられるか疑問でしたけど。
どんな凄い仕掛けをすれば――いくら蛍といえど、そんな凄い仕掛けを作れるとは思えませんし。
でも、虹子を安心させる為に体裁だけでも整えようと思っての事なら、それで充分ですよね。
兎に角、泣いてばかりの虹子を安心させなければならないのですから。


観月ちゃんやマリちゃんが一生懸命誘ってくれて、
すごく楽しそうにして見せてたのに、


 観月ならず真璃までも。
お姫様体質であっても妹への気遣いを忘れない、以前に家族より大切なものはない、と言っていたのを思い出します。


翌日、にじちゃんを喜ばそうとした観月ちゃんと一緒に、
にじちゃんが起きる前に罠を見に行って――
お兄ちゃんの方がホタの罠にはまってしまうとは
思いもしなかったけれど――


 あり得ねぇよ、お兄ちゃん。
というか、蚊帳だけでなく本当に小象が捕らえられる罠がしかけてあったとは……
蛍って何者? こんなこと出来る中学生なんていないでしょうに。むぅ、流石ホタ!と褒めておけば良いじゃない、ね?
こんなある種間抜けな姿を晒してしまった兄ですけど、虹子が元気を取り戻してくれたのなら良しとしようじゃないですか。
それにしても「お兄ちゃん、あれ、やっぱり――わざとしてくれたのでしょう?」だなんて……
ごめんよ、ホタ。
今までの言動から言ってこれはトゥルー兄の素、です。
誘われて観月と罠にかかったフレディを見に行って、真面目にひっかかってます。
罠があることを聞かされているはずなのに……そりゃ、氷柱もバカにしますよ。
麗も黙っているものの、絶対に呆れたように溜息吐いてますね。
しかし、喜んでた大きなお姉ちゃんって……海晴姉さんと春風さんでしょうか。
ヒカルは……ブツブツ文句を言いながら罠から助けてくれそうです。


やっぱりお兄ちゃんは私たちの真ん中で
私たち姉妹を照らしてくれるお日様みたいな人です


 過大評価しすぎだよ、ホタ。
ホタこそみんなを明るく照らしてくれる人じゃない、なんて思ってしまいます。
でも、そんな蛍にここまで言われては頑張らざるを得ません。
みんなの、ホタの悲しい顔なんて見たくありませんものね。

 さぁ。明日はついにフレディが帰ってくるようですが。
裏山で拗ねてるフレディ。そんなに折り紙入りの砂糖水がイヤだったの……

 

| | コメント (0)

2008年3月25日 (火)

開花宣言

 関東甲信越地方は、4月までには出ているようですね。

 語りかけているようで、それでいて詩的な書き方に一瞬戸惑ってしまいます。
全体的な雰囲気からは何か物悲しいような、この季節に似合わないようでいて、ある意味この時期だからこそなのか。
そういった中で今日の日記を書いたのは、去年までのお内裏様であったヒカルです。
今までの傾向というか、先月辺りで「日記が書けない」とか言っていたとは思えない内容です。
何かあったと見るべきでしょうか?
幼稚園、小学生は既に春休みに突入していて、中学生組ももう春休みでしょう。
卒業式でも(そうしてしまうと高校にあがってしまうので終業式でしょうけど)あれば、このような心境の変化も納得です。

 しかし、ここの学校はどうなっているんでしょう。
この冬のいろいろな出来事が――」あるように、新しい家族が増えたのは冬からです。
ヒカルが中学三年生であり、受験が控えていたのならそういう話題が少なくとも出たはずだと思います。
しかし、受験の影など全くなく、毎日の家族との生活を満喫していたように見えました。
すると、ここは中高一貫なのか、若しくは幼稚舎から……(登校途中で分かれてしまうと言う描写からあり得ませんか)
やはりここは、年度の、季節の移り変わりに、ヒカルも何かしら思うところがあった。だけに止めておいた方が良いでしょうか。

    
それでもたまに見失ってしまう気がする。

――自分の居場所。
    

 これは新しい家族が来たことが影響していそうです。
先ほども書いたように前年はお内裏様を演じ、ほか日常でも「王子様」的役割を演じていたことが窺えます。
その自分のポジションに、すっぽりと、"本来通り"の家族が現れたのです。
当時からヒカルは戸惑っているような節があったように思います。(氷柱や麗は拒否の方が強いようですし)
「自分はもういいんだ」という開放からの安堵と、その反動の、急に放り出されてしまったことから来る不安。
それが、「春は――出会いと別れの季節。新しい――旅立ちの季節。」という時期に合わせて一気に表面化したのかも。
これも、今年の状況の変化から思い立ったことなのか、それとも毎年繰り返される、この季節のたびに思っていたことなのか――

    
桜の季節には――

華やかさと寂しさとが同時にやってくる。
    

 やはり急に思い立ったことではなく、毎年その胸に抱いていた思いなのかもしれません。
以前に、ヒカルは上と下で"女の子らしい女の子"に挟まれていて、その事を引け目に思っているかも?と言うようなことを思いました。
それでも、表面的なモノとは別に内面に積もる"女の子らしさ"は募っていったはずです。
その部分は大きく安堵として現れ、今回の「華やかさ」にも表される感情ではなかったかと思います。
しかし、反面。「寂しさ」に表された感情。
今までの自分の居場所がなくなってしまい、けれど、それを埋める方法が見つからない。
一体どうしたら良いんだろう。
そういった不安の気持ちが大きく現れているように思えます。

    
誰かの手に少しだけ――

すがりたくなる。
    

 きっと意識した言葉ではなくて――
思わず呟いて、口から零れてしまった言葉――
でもそれこそ本音が強く現されているのではないでしょうか。
この「誰か」とは母親でもなくて、姉達でもなくて、勿論妹達でもなくて――
けれど新しい家族であるとは出てこなくて――

だけど、この日記は読まれることを前提として書いている日記です。
自分だけの、日々を綴っていくモノではないのですから、何かしら訴えたい気持ちもあったのでは?と。
無意識に。けれど、頼りたい、すがれるかも、頼れそうかも。そんな相手に向けて書かれたモノ。
明日からどうなっていくのでしょう。

 

 それでも、家族中の目に触れる日記に書いてしまう辺り、無防備と言うかなんというか。
明日辺り大騒ぎ(例えば立夏が。氷柱の前科があるわけですし)されて弁解すると言うか、そういう展開もあるかもしれませんね。
ああ、自分でSSなど書いてみましたが、まだまだ考えが足りなかったようで。

 

| | コメント (0)

2008年3月18日 (火)

ホワイトデーの後


「氷柱。おはよう」
「あ――!」
「おっはよー!おにいちゃ~ん!あれ?氷柱お姉ちゃんは朝のご挨拶しないのー?」
「ゆ、夕凪!あ、いや、それは、その……(ど、どうして朝一に顔を会わせちゃったりするのよ!ち、違う。そんなんじゃなくて、えっと)」
「おはようございます」
「おはよう、夕凪。吹雪、昨日はよく眠れた?」
「はい。少々夕凪姉が元気なぐらいでしたから」
「も~、吹雪ちゃんは直ぐそう言う~。あ、えへへ~。もうちょっと静かにするねー」
「うん。二人とも元気そうで良かったよ」
「――はい」

 撫でられ、擽ったそうに首をすくめる二人。

「さ、顔を洗っておいで。もう直ぐ朝ご飯だろうから」
「は~い。あ、氷柱お姉ちゃん、どうしたの?顔が赤いよ~」
「え、え!?私が?」
「うん。お熱でもあるのかな。ね、吹雪ちゃん」
「べ、べべべ別にどうってことないわよ!さ、早く行きましょ!」
「――確かに。多少、体温の上昇が見られます。離れている私にも感じられるほどに」
「吹雪まで!」
「氷柱お姉ちゃん。お熱があるなら吹雪ちゃんに近づいたらダメだよ?お風邪がうつっちゃうかも~」
「氷柱、本当に何でもないのかい?」
「な、なんでもないったらないわよ!私の心配するぐらいなら、その、自分の――」
「大丈夫です。病気の類ではないように思えます。ただ――」
「ただ?どうしたの?」
「呼吸が浅いです。また、額などに見られる発汗、視線の動きに、瞳孔の収縮。思考の乱れが言語活動に多少の障害を引き起こしています」
「え、えー!それってジューショーだよ!」
「心拍の乱れに、頬の紅潮は首筋まで広がっています。確かにこの状態は異常です」
「た、たいへーん!えいせいへい!えいせいへーい!」
「夕凪、そんな言葉。どこで覚えてきたんだい……」
「待ってください、夕凪姉。先ほども申し上げたようにこれは病気ではありません」
「ふ、吹雪?その辺にしておきま――」
「じゃあ、なぁに?氷柱お姉ちゃんはどうしちゃったの?」
「確かなことは言えませんが、これは――」
「ふ、吹雪!?」
「――異性に対して好意に値する感情により引き起こされる身体活動の変化の特徴によく似ています」
「こ、こーいー?あ、その前にいせいってなに?」
「そ、そそそれは、あれよ!別のお星様から来たってこと!ね、夕凪」
「いえ。氷柱姉の指摘は正しくありません。具体的にいうなら……あなたのような――男性のことです」
「えー!お兄ちゃんのことー!?」
「ぎゃー!」

 動揺の余り叫ぶ氷柱。

「ふ、吹雪?さ、あっちへ行こう。ほら、手を引くよ。氷柱も手伝って、ね?」
「あ、あわわわわわ!」
「好き――ということです。恋をする、と言ってもいいかもしれません」
「恋?わぁ!すっごー!氷柱お姉ちゃん、恋しちゃったのー?」
「ち、ちちちち違うわよ!そんなのないったら!ほら、吹雪もそんなこと言ってないで!」
「本で読んだ限り。その可能性がとても高いかと」
「うわぁ~!もしかして、夕凪の魔法にかかっちゃったのかもー!」
「きゃー……――へ?」
「どういうことかな、夕凪。魔法って、あの?」
「うん!このお休みの間にね、お兄ちゃんが元気になるように魔法をかけてあげたの。その時ね、氷柱お姉ちゃんも一緒にいたから、もしかして」
「そ、そうだったんだ。なるほどね、夕凪。ありがとう」
「えへへ。どういたしまして」
「魔法、ですか。夕凪姉」
「そ、そんな一緒にいたからって。それに、ほら。それは病気の治る魔法なんでしょ?そうだ、吹雪もほら、魔法は――」
「確かに魔法の存在は信じ難いものです」
「えー!ひどーい!」
「――けれど。そう言う不確かで不可解なものの存在を考えても良いと思います」
「どうしちゃったのよ吹雪まで」
「何故だか分かりません。この私を取り巻く熱量の存在と合わせて。でも、氷柱姉と私の――」
「吹雪。いま無理に考えなくてもいいよ。その内、きっと答えが見つかるだろうから。ほら、みんなが待ってるよ」
「(ぐ~)あ、お腹がペコペコだって教えてくれたみたい~。えへへ~」
「夕凪もそう言ってるし、ね?」
「――分かりました。次への課題にしておきたいと思います」
「あははは。そうだね」

 連れだってダイニングへ向かう二人。

「氷柱も一緒に――」
「ちょ、ちょっと。良いかな……」
「うん、構わないけど。どうしたの?」
「せ、先週の……やっぱり良いわ。――あ、あのね!キライじゃないってだけだから。好きだ何て言ってないから!」
「うん。分かってるよ」
「も、若し何かあっても、それは…………夕凪の魔法のせいよ!その辺り、思い上がらないでね!」
「……分かってるよ、氷柱」
「それだけだから!――呼び止めて、その……ううん、なんでもない」

 氷柱は顔も見ず、二人の後を足早に追いかけていくのでした。


 ホワイトデー用だったのに……トゥルーの高みはいまだ遠く――


 Baby Princessカテゴリー >

 

| | コメント (0)

2008年3月14日 (金)

ホワイトデーよ

 

 今日はお誕生日、という氷柱の出番です。
どっちをメインで書くのかと思ったら、自分でホワイトデーのことを書くなんてね。

 今日は自分が主役であるはずなのに、家族の為に週末のおやつを買出しに行くだなんて。
パティスリー(お菓子屋さん、より広い意味)に買出しに行った氷柱の「ユキと虹子でピンクの取り合いにならないように」というところ。
虹子がピンクを好きだと言うのは以前から分かっていましたが、綿雪も好きなんですね。
これは綿雪はフランボワーズだから好きで、虹子はピンクだから好き、ということでしょうか。
でも、綿雪が取り合い(しかも言及しているのが氷柱なのですから控えめな表現かもしれません)と言われるほどの行動力を示すというのは驚きでした。
吹雪のときといい、優しくて儚げですらある綿雪が四つ下の虹子と取り合いになるなんて――
今までのイメージなら一応主張するものの、黙って譲るぐらいだと思っていたのに。
何か個人的な思い入れでもあるのでしょうか。とても気になります。

     
本当は――
私の――
私のためだけの特別な1日のはずなのに。

     

 か、可愛い――!
もし小さい頃は誰かに愚痴をこぼした事があるかもしれません。
でも、今となってはそんなこと言う子供でもありませんし、真璃のように素直にもなれないでしょう(この子もあの歳にしては大変分別のある子ですが)
それをわざわざオニイチャンが読むであろう日記に書いてしまうのですから、昨日の海晴姉さんの言ってることに説得力も増すと言うものです。
世間ではこの日は自分の誕生日ではなくて「ホワイトデー」なのです。
他の何でもない日(記念日のない日はないでしょうけど、市民権があるものとして)ではなく、どうして自分の誕生日だけ、わざわざこの日なのか。
そう言えば、青空がバレンタインで生まれたことも影響しているかもしれませんね。
どちらかと言えばそちらがメインな日なのですから、自分の不遇など大したことない。だから文句言っちゃ罰があたる――なんて。
そんな思いを抱えたホワイトデーに「バレンタインのお返し」と来たのです。

     
あなたにバレンタインチョコレートなんて――

あげた覚えはないんですから!
     

 精一杯の強がりでしょうか。
ここで氷柱が欲しかった物は「誕生日プレゼント」であって「バレンタインのお返し」ではなくて。
以前の春風さんのときといい、三点リーダーの差込どころが絶妙で多くの想像を掻き立てられます。
その間で氷柱は何を考えたのでしょうか。
結局分かってない兄に呆れたのでしょうか。
でもそれは「分かってくれるかもしれない」という期待の裏返しのような気もします。
それでも。そうせざるを得なかった氷柱の気持ちを考えるとモヤモヤした週末になりそうです。

 

続きを読む "ホワイトデーよ"

| | コメント (0)

2008年3月 9日 (日)

週末の終末。

 

 今更とは思いますが、好き好き大好きっのYU-SHOW様が詳しく考察をなされています。

 全く及びませんが、私なりに少し。

■吹雪と綿雪は双子説

 綿雪が学校へ通っているらしい記述があり、小学一年生と明記されている吹雪と双子の同級生かも。
しかし、双子だと考えると誕生日が11日違いとありますが、コレに関してはあり得ない話ではないので、許容範囲内です。

 二人とも雪と付いている。
これは双子だから、何か名づけのルールがあって、それに則っている。

 綿雪を学校へ通わせるために辻褄を合わせると、そうするのが簡単です。


 今回の件について、綿雪は身体が弱いという前提があり、吹雪は視力が弱い、程度の表現に留まっています。
どうしても綿雪に目が行きがち